
いま、もっとも注目を集める若手女優といえば、沖縄出身の美少女・二階堂ふみ。「沖縄美少女図鑑」や「ニコラ」のモデルを経て、ケータイ音楽ドラマ“DOR@MO”の一作、Lil’B『キミに歌ったラブソング』で初主演! そして、映画デビュー作『ガマの油』の沖縄での凱旋公開を控えて、彼女がインタビューに応じてくれました!(取材・構成・撮影/床板京平)
『キミに歌ったラブソング』の撮影は楽しかったです
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「キミに歌ったラブソング」を最初に聞いたときの印象はどうでした?
(ラブソングを)普段はあんまり聴かないのですが、言葉では表現できない、あたたかい気持ちになりました。
―― 映像版の、Lil’B『キミに歌ったラブソング』撮影中のエピソードは?
(現場に行ったら)みんなが同じ部屋でくつろいでいて、わたしたちが出会ってまだ間もないころだったのに、すごいなあと思いました(笑)。(撮影の合間に)プライベートの話題などができて、とても楽しかったです。
―― 『キミに歌ったラブソング』に限らず、撮影中に緊張などしませんか?
そういうときは監督さんが映画と関係ない話をしてくれたり、出演者のかたがたがとても優しくしてくれるので大丈夫です。不安はありつつ、明るくやり遂げることができています。それに、有名な先輩がたの演技を直接近い距離で観ることができるので、とても勉強になります。緊張するというより、ただただ感心するばかりです。
『ガマの油』は切っても切れない、大切な映画です!
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また、『ガマの油』ですが、出演を改めて振り返ってみてどうですか?
初めての大きな作品で、舞台挨拶なども初めてで、とにかくすべてが初めてで新鮮でした。撮影は去年の6月だったので、あれからもう1年が経ったのかと思いましたが、短いようで長い、充実した毎日でした。楽しかったです。この1年間は『ガマの油』で埋め尽くされていた1年間で、どこの現場に行っても話題になっていました。わたしにとっては、この先の人生でも『ガマの油』は切っても切れない、大切な映画になったと思っています。
―― 『ガマの油』へのご出演の前から、役所監督のことをご存知でしたか?
三谷幸喜監督の『THE 有頂天ホテル』の鹿のおじさんのイメージが強くて(笑)、わたしが一番好きな映画だったので、『ガマの油』のオーディションのときにも鹿のおじさんが頭から離れませんでした。オーディションが終わって3か月ぐらい後に会ったのですが、それまでに役所監督の出演作をたくさん観たんです。オーディションのときは全然緊張しなかったのに、今度はめちゃくちゃ緊張しました!鹿のおじさんじゃないぞって(笑)
―― 完成した映画『ガマの油』を最初に観たときの感想はいかがでしたか?
3回ぐらい観ましたが、1回目はスクリーンにわたしが映っていることに涙が出そうになるほど感激してしまって(笑)、実際涙が出ました。2回目はストーリーを追って観ましたが、出演者だからということ関係なく、感動するドラマになっていると思いました。脚本とは違うストーリーが映画の中にあったので、全部を観終わったら全体像がわかっておもしろかったです。すごい不思議な感覚になって、観ながら吸い込まれていく感じでした。
―― 光という女の子を演じるうえで、役所監督からはどんなリクエストが?
明るく天真爛漫な少女で、ということをいつも言われていました。わたしも何回も質問して、理解しようとしました。ハイテンションに演じることではなく、太陽のような雰囲気を持っている子なのだろうと。自分1人で考えてできることではないと思ったので、役所監督のアドバイスをしっかり聞きながら、素直に役に反映するようにしました。光という役は役所監督と一緒になって作り出した役なので、ようやくできあがった感じです(笑)
演技力を高めて、ハリウッドに行って仕事をしたい!
―― ところで、この世界に入る前と入ったいま、イメージは違いましたか?
この世界に入る前は俳優さんや女優さんに怖いイメージがありました。わたしなんかセリフを間違って失敗したら、すごい怒られるだろうなって思っていたのでビクビクしていましたが、役所監督はとても優しいいい人でした。失敗してもいいからねと言ってくださったので、安心しました。人に聞かれたら、そんなこと聞かなくてもいだろうと言われてしまいそうなことでも聞いてくださって、一緒にいて緊張はしましたが、楽しかったです。
―― もともと、モデルだけでなく、女優になりたいと思っていたのですか?
ずっとなりたいと思っていました。物心ついたころから、自然とわたしは映画に出る! って決めていたと思います(笑)。ただ、そのために何をすればいいのかとか、オーディションを受けるなどの具体的なことはしていませんでした。ただ、演技をしてスクリーンに出たいと思っていただけでした。きっかけはスカウトでしたが、リアルな実感はなかったんですよ。ただただ、純粋に演技ができることがうれしくて、いまに至っていますね。
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『キミに歌ったラブソング』『ガマの油』を経て何か変わりましたか?
昔はまったく人見知りなどはなく、誰とでも接することができたのですが、この仕事を始めてから、どういうわけか人見知りになってしまって(笑)。人とお話しすることは得意なのですが、会話に困ってしまうことがあります(笑)。たぶん、役所監督たちがよく、俺たちは前に出ることが苦手だからって言われていたので、その影響を受けてしまったのかもしれません。ただ、得意だと思っていただけで、苦手だったのかもしれないですね。
―― 最後になりますけど、二階堂さんの今後の夢などを聞かせてください!
大きなことを言ってしまえば、役所監督みたいに世界を舞台に活躍したいです。女優でいうと、菊地凛子さんがが目標みたいなところがあります。先日、ご一緒にお仕事をさせていただく機会がありましたが、あれほど刺激を受けたのは初めてで、映画で観るより生で観たほうが圧倒されました。ハリウッドに行ってみたい!(笑)。いまは演技力を高めることが課題なので、いままで覚えたことを忘れないように今後も頑張りたいと思います。
プロフィール
二階堂ふみ(にかいどうふみ)
1994年9月21日生。沖縄県出身。沖縄で幻のフリーペーパーと言われた「沖縄美少女図鑑」のVOL.4でデビュー。女子小中学生に圧倒的な人気を誇るファッション誌「ニコラ」の専属モデルとして活躍した後に、ソニーミュージックがプロデュースするケータイ音楽ドラマ“DOR@MO”の一編、Lil’B『キミに歌ったラブソング』で初主演を果たす。また、役所広司初監督作『ガマの油』で劇場映画デビュー。大型新人として活躍が期待されている
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