元・モーニング娘。の加護亜依が、芸能活動の復帰作として参加した『カンフーシェフ』。完成前から大きな話題を集めていた本作はサモ・ハン・キンポーや、F4のヴァネス・ウーら豪華キャストが顔を揃え、加護ちゃん自身も苦手なアクションに挑戦した。「価値観が変わるほど貴重な経験をした」という加護ちゃんに話を聞いた。(取材・構成/床板京平)

意気込み十分! ドキドキ、ワクワクしていました!

――『カンフーシェフ』は復帰の第一作です。かなりの意気込みでしたか?

復帰の第一作の現場が香港でわけもわからず、どうしてわたしが香港にいるの?っていう感じの日々でしたが、そんな人生がおもしろいと思えたし、今回のように中国の映画に出させていただくことも滅多にないことですよね。これをチャンスと捉えて、モノにしようという意気込みでした。不安はなく、ドキドキ、ワクワクでした!

―― 重鎮サモ・ハン・キンポー、ヴァネス・ウーのことはご存知でしたか?

もちろんサモ・ハンさんは『燃えよデブゴン』(80)や『プロジェクトA』(84)などで知っていました。カンフー映画はもともと大好きでしたし、キョンシーの映画も観たことがあります。ヴァネス・ウーさんは知りませんでした。F4どころか、日本の花男もよく知らなかったので(笑)。香港には出待ちがいて、すごい人気でしたよ。

この映画のトレーラーでわたしの歌声も聴けますよ!

―― 反対にサモ・ハン・キンポー、ヴァネス・ウーの反応はいかがでした?

ヴァネスさんはわたしのことやモーニング娘。のことを知ってくれていたんですよ(笑)。誰も知らない場所に行ったと思っていたのに、おかげでスンナリと仲良くなることができて、最終的にはみんなと本当に仲良くなってファミリーみたいになりました。撮影じゃないときはお兄さんみたいな感じでかわいがっていただきました。

―― 『カンフーシェフ』では歌にも再チャレンジしていると聞きましたが?

そうなんです! 『カンフーシェフ』のトレーラーでわたしの歌声が聴けると思います。今後も歌手活動をしていく予定があるんです。本当は春ぐらいのリリースだったんですが、ちょっと延びました。作詞をわたしが担当して、作曲が中西圭三さんなんです。いま音の調整をしているところなので、楽しみに待っていてほしいです。

ニク汁たっぷり、愛情たっぷり、どうぞ召し上がれ!

――『カンフーシェフ』という刺激的な現場で物の観方も変わりましたか?

変わりましたね。物事をいいふうに考えるようになりました。ポジティブじゃないと自分に自信がつかないし、仕事で演じることも好きにならないとできないので、何でも好きになることが大事だと思いました。今回は女優業が初めてに近かったけれど、よく頑張ったなと自分でも思います。相手のセリフを聞くことも大事でしたね。

―― 最後に『カンフーシェフ』を観るファンにメッセージをお願いします!

はい。わたしはインちゃんを演じました! お姉ちゃんと店を切り盛りして、サモ・ハンさんたちが現われて、ドラマが始まります。観ていて盛りだくさんですよね。本当におもしろい映画ですし、自信をもってオススメできる映画になりました!  アクションあり、恋愛あり、ニク汁たっぷり、愛情たっぷり、どうぞ召し上がれ! 

 

プロフィール

加護亜依(シェン・イン 役)

1988年2月7日生。奈良県出身。2000年、スーパーアイドルグループ「モーニング娘。」の第4期メンバーとして加入。その後はグループ内で結成したユニット「タンポポ」、「ミニモニ。」「W(ダブルユー)」などの活動で絶大な人気を博す。「モーニング娘。」卒業後はソロでタレント、歌手として活動し、『カンフーシェフ』(09)で映画デビューを果たすと同時に本格的な女優活動を開始。今後も日本やアジアのホラー映画などに出演予定。

バックナンバー

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作品紹介

『カンフーシェフ』

監督:
イップ・ウィンキン

出演:
サモ・ハン・キンポー加護亜依ヴァネス・ウー、ラム・ジーチョンチェリー・インブルース・リャンルイス・ファン