タレント、写真家
高峰秀子は日本で一番好きな女優! かわいくて美人でね。ねずみ年だから大正13年、1929年生まれ。奇しくも前回紹介したドリス・デイと同い年ですよ。僕が一番好きな女優が歌っている映画ということで選びました。今回のテーマは歌ですからね。♪あの子かわいやカンカン娘…服部良一さんの作曲ですね。たしか何番か「カルピス飲んでカンカン娘」って歌詞があったんじゃないかな? 4番! すごいねえ、昔の歌は…余談ですけど僕が営業で歌う時は2番までだから、たまに3番を歌う時はカンペが必要なのよ。脱線したけど、当時はCMが発達してた時代じゃなかったから、商品名が歌詞に入るって画期的だったんですよ。僕は地方の人間だったから、「ああ銀座でカルピス飲むんだ…」って憧れましたね。笠置シヅ子も出てましたね。世界のクロサワが作詞した『ジャングルブギ』を歌ってます。それから志ん生! 古今亭志ん生の動いている姿が見れる貴重な作品ですよ。
[出演者] 美空ひばり [監督] 斎藤寅次郎 [原作] 長瀬喜伴 [発売日] 2008/05/30 [価格]¥2,800 (税込) [販売価格] ¥2,520 (税込) [割引額] ¥280 (10%OFF)
強烈でしたね。子供心にビックリしました。もちろん映画は口パクなんだけど、誰かが吹き替えで歌ってるんじゃないかと思いましたよ。ひばり13歳。化け物みたいに歌がうまかったですね。美空ひばりの映画は100本以上あるけど、僕は半分以上は見てますね。その中でもこの映画は、ひばりの真骨頂だろうね。ハワイに行きがてら撮ったのね。この映画が撮影された昭和25年といえば、ハワイはまだ夢の国じゃない? 当時夢物語だったハワイにひばりがいた、ダブルで印象的な映画だったね。僕はいまだにハワイは夢の国なんですよ。いまだに行ってないとこが、すごいでしょ? エチオピア行ったのにハワイ行ってないのよ、偶然とはいえ。そうとうリッチになってからね、お正月にハワイ行こうと思ってて。100歳くらい? TVのレポーターが「ペーさん来てるの!?」って驚いて、みんなに「ヨオ!」って声かけて(笑)…最後までとっておくのよ、一番の夢は。
高田浩吉は歌う映画スター第1号! もう好きで好きでね。日本一の作詞家・西條八十先生が詞を書いて、歌が先にあって、それから映画を作ったという典型的な日活のパターンですね。昭和28年の映画。僕が初めて見た股旅もので、三度笠かぶって伊豆の浜辺を歩く姿がカッコ良かったね! 昔は映画と実演って言ってね、映画の合間に歌謡ショーがあるの。お正月に見に行ったね、高田浩吉ショー。今でいう8000円くらいで、子供には大きなお金だったけど、どうしても見たくて行きましたね。余談ですけど、私が芸能界に入ってから桂三枝さんの番組の収録で、奇しくも高田先生と楽屋が一緒になってね。憧れの大スターに言ったのよ、「子供の頃、先生のショー見に行きました」って。そしたら「アレなあ、コワかったわ。●●組が仕事やってて、外も出られへんねん。もうきゅうくつで…」。やくざ映画の興行を本物のやくざが仕切っていたというね(笑)。
[出演者] 石原裕次郎/北原三枝/青山恭二 [発売日] 2002/09/27 [価格]¥3,990 (税込) [販売価格] ¥3,591 (税込) [割引額] ¥399 (10%OFF)
もう生涯最高の映画! 昭和32年といえば有楽町そごうのできた年。日本隊が南極に上陸した年。銀座で東宝会館がオープンした年。まだTVはろくな番組もスターもいなくて映画全盛の時代でね。そんな時に現れた裕ちゃんは衝撃だったね! この年のナンバー1ヒットの映画で、ずっと赤字だった日活がこれ一発で黒字になったというね。♪おいらはドラマー、やくざなドラマー…ドラム好きの不良の話だけど、ドラマーなのにドラム合戦で歌うたっちゃうところがスーパースターだね。敵役のドラマーの人は笈田敏夫さんといって、紅白歌合戦にも何度も出た有名なジャズ歌手でね。実演は日本一のジャズドラマーの白木英雄がやってたんだけど。余談になるけど、笈田さんの息子さんと僕はお付き合いがあってね。島敏光さんって作家なんだけど、奇しくも高田文夫ファミリーでね。脱線したけど、石原裕次郎といえばやっぱりこの作品がベストでしょうね。
[出演者] 小林旭/浅丘ルリ子/金子信雄 [発売日] 2002/09/27 [価格]¥3,990 (税込) [販売価格] ¥3,591 (税込) [割引額] ¥399 (10%OFF)
この映画が公開された昭和34年は、長嶋が天覧試合でホームラン打った年だね。それまで裕ちゃん一本だった日活にやっと弟の旭が並んできて、巨人のONのような両雄に。渡り鳥シリーズでずっと旭の敵役だった宍戸錠さんとは、40年来のお付き合いをさせていただいてます。小林旭といえば、僕も昔から声が似てると言われてたんですよ。余談ですけど今でも覚えてるのが、僕が三平師匠の弟子になった昭和39年10月15日。東京オリンピックの5日目。旭の『自動車ショー歌』が出た日ですね。脱線したけど、『ギターを持った渡り鳥』は僕も営業で歌ってて、小林旭ショーの前座で歌ったこともあるけど…よく無事だったなあ(笑)。でも旭さんは恩人だね。声が似てると言われたのは、僕にとって歌を歌う励みになってきたし、そのおかげで夢だった歌手デビューもできましたからね。旭マイトガイ、裕ちゃんタフガイ、二谷英明ダンプガイ。私、問題外ということで。