女優 1986年生まれ
[出演者] 美波 [監督] 本橋圭太 [原作] 絲山秋子 [発売日] 2008/04/11 [価格]¥3,980 (税込) [販売価格] ¥3,582 (税込) [割引額] ¥398 (10%OFF)
九州という、私にとって初めての土地で3週間の撮影。日常から隔離され、作品世界に投げ込まれたような感覚。共演者やスタッフたちとのチームで、ひとつの作品を作り上げた達成感。映画って楽しいなあって思いましたね。私が演じた"花ちゃん"が鬱病の男の子"なごやん"(吉沢悠)を連れて病院から抜け出し、幻覚から逃げるように、ポンコツの車で九州をさまよっていく様が描かれますが、二人の心が徐々に溶けていく様子が、見る人にも"濾過しやすい"ように描かれています。躁病の女の子と鬱病の男の子が九州を縦断するロードムービーですが、決して重いタッチではなく、見やすくて楽しい作品ですよ。劇中に流れるザ・ピーズさんの音楽がテンポ的にはまっていて、絲山秋子先生の原作の雰囲気もよく再現されていると思います。撮影中に20歳の誕生日を迎えたこともあって、映画で主演すること、女優であること、いろんな責任を自覚するきっかけになった作品です。
[出演者] 土屋アンナ [監督] 蜷川実花 [原作] 安野モヨコ [発売日] 2007/08/03 [価格]¥4,935 (税込) [販売価格] ¥4,442 (税込) [割引額] ¥493 (10%OFF)
吉原を舞台にした、これもある意味ガールズムービーなのかな?"若菊"という遊女を演じたのですが、初めてのいじわるな女の子の役で、すごかったですねえ…。表ではブリブリ、裏ではネットネトっていう(笑)ホントにわかりやすい、女の子っぽいイジワルさで、自分で見てても「うわあ…」って思いました。見た人からも「ホントに女の子っぽい役だったね」って、何人にも言っていただいて。若菊の女の子っぽい性格って、どっちかと言うと自分とは正反対なので、とことんやることができました。楽しかったですよ。今回、遊女の世界ということで、その立ち振る舞いを稽古して撮影に臨んだのですが、すごい感心したというか、勉強になりましたね。女性の美しさって、いろんな種類の美しさがあると思うんですけど、男の人をドキッとさせる美しさ、そのための仕草って、こんなにも計算されていたのか。またそれを身につけるのが、こんなにも大変だったのかって。
[出演者] ゾエ・オークレール [監督] ルシール・アザリロヴィック [原作] フランク・ヴェデキン [発売日] 2007/04/04 [価格]¥3,990 (税込) [販売価格] ¥3,591 (税込) [割引額] ¥399 (10%OFF)
隠された森の奥にある学校。そこに集められた美少女たち。美しい世界なんですけど、とっても冷たい映像美で、きれいなものほど怖さがあるというか。洗練されすぎていて温かさを全く感じなかった。学校には規則があって、学年で一人しか「合格」にはならないんですけど、なんでそんなルールがあるのか、誰が作ったのか、全然わからないし、物語の結末も全然予想できなくて。でも女の子たちは三つ編みをして、カラフルなリボンをつけて、バレエのレッスンを受けて、無邪気に水の中でたわむれて……それってすごい怖いことじゃないですか?作品にどっぷり入り込んで客観的に見れなかったですね。"どこかで誰かが外から見張ってるんじゃないか?"、そんな第三者の視線というか危険信号みたいなものを、見ている私も感じてしまった。美しすぎる世界って、嵐の前の静けさみたいなもので、絶対信用しちゃいけないっていうか。この作品、男の人はどう感じるんですか?
[出演者] ホリー・ハンター/ハーヴェイ・カイテル [監督] ジェーン・カンピオン [発売日] 2005/07/23 [価格]¥3,990 (税込) [販売価格] ¥3,192 (税込) [割引額] ¥798 (20%OFF)
音楽で持っていかれた、最初の作品ですね。マイケル・ナイマンの音楽、劇中で主人公の女性が弾くピアノが美しくて、この作品を選んだんですけど…うーん、やっぱり生理的にダメ!言葉を失った美しいイギリスの貴婦人(ホリー・ハンター)が、当時まだ未開の地だったニュージーランドにお嫁に行って、現地のケダモノみたいな男性と不倫関係に陥ってしまう話なんですけど…主人公の女性はとても清潔感があるのに、男性(ハーヴェイ・カイテル)があまりにナマナマしすぎて(笑)。密室の小屋の中で、ピアノレッスンを口実に…っていうシチュエーションも、あまりにもあからさまじゃないですか?なんでこの作品選んじゃったんだろう(笑)?だけど主人公の女性の心理描写は素晴らしかったですね。言葉を失ってるから、セリフもなく表情も決して豊かではないんですけど、2人の男性の間での"揺れ"というものが、すうっと心に入ってくるような。
[出演者] イヴァナ・カルバノヴァー [発売日] 2007/09/21 [価格]¥3,990 (税込) [販売価格] ¥3,591 (税込) [割引額] ¥399 (10%OFF)
1960年代にチェコスロバキアで作られた、女の子2人が主人公のガールズムービー。おしゃれな映画としても有名ですけど、可愛いというよりは怖かったですね。爆撃や戦争の映像がいきなり現れたり、女の子2人が映像を切り刻んでいったり…。少女の持つ残酷さが怖いとかじゃなくて、当時のチェコの政治とか時代背景が見えて怖かった。最後全部ぶち壊して、「破壊されたものを元に戻すことはできるのか?」とか「踏みにじられたサラダだけを可愛相と思わない人に捧ぐ」…でしたっけ?そんなテロップが出て来て。監督は政府からその後何年も映画を撮らせてもらえなくなり、2人の女優さんも映画はこれっきりで普通のウェイトレスに戻ったり、商品的な映画とは違う、特別なものを感じます。私が太田莉菜ちゃんと共演した『ユモレスク』という作品があるんですけど、日本版『ひなぎく』を強くイメージして作ったので、それも思い入れのひとつですね。
「冷たい熱帯魚」「恋の罪」 で日本映画監督賞を受賞した園子温監督の「冷たい熱帯魚」公開時のインタビュー。 [2011年3月4日掲載]
「大鹿村騒動記」の熱演で主演男優賞を受賞した故原田芳雄さん。このインタビューは「黄金花 秘すれば花、死すれば蝶」 [2011年1月17日掲載]