タレント、写真家
[出演者] ジェイムズ・キャグニー/ジーン・ハーロー [監督] ウィリアム・A・ウェルマン [発売日] 2004/02/25 [価格]¥5,040 (税込) [販売価格] ¥4,536 (税込) [割引額] ¥504 (10%OFF)
アタシはギャング映画が最高に好きなんだけど、その権化がジェームス・キャグニー。もう垢抜けてね、カッコよくってね。ニューヨーク生まれのインテリで、いわばアメリカの江戸っ子。芝居がいちいちクサイのよ。でもそのクサさが歌舞伎みたいで気持ちいいんだね。淀川長治さんが若い頃、飛行機の中でバッタリ会ってね、「デビューからアナタの映画全部見てる」って言ったら、握手求めてきたって。この映画はギャング映画なのに、撃ち合いを見せないんだね。パパーン!と音だけさせて、想像させる。粋だと思わない? 1931年の作品だから、この時キャグニーは32歳。高倉健、勝新太郎、ジェームス・ディーンが生まれた年だね。1931年て昭和6年でしょう? 満州事変の前後ですよ。その頃にこんな素晴らしい映画作るなんて、やっぱりアメリカはスゴいねえ!
[出演者] フレッド・マクマレイ [監督] ビリー・ワイルダー [原作] ジェームズ・M・ケイン [発売日] 2005/07/25 [価格]¥2,940 (税込) [販売価格] ¥2,646 (税込) [割引額] ¥294 (10%OFF)
これがもう最高なのよ! 我が尊敬するビリー・ワイルダー監督、初期の作品。1944年でしょう? 昭和19年でしょう? 高橋英樹、久米宏、横山やすしが生まれた年。そういうことでね。この映画はなんと言ってもビリー・ワイルダーの運びのうまさ。回想形式でね。それから僕が好きな女優のナンバー1、バーバラ・スタンウィック。美人でね、知的でね、まさにディスイズ、アメリカ! こんないい女優が、なんで当時もっと評価されなかったのか? オスカー4回もノミネートされてるのよ! 保険屋が奥さんと仕組んで、旦那を殺すサスペンスなんだけど、上司の役がエドワード・J・ロビンソン。パー子が"エドJ"のファンなのよ! エドJはJ・キャグニーのひとつ前の世代のギャング映画のスターで、『犯罪王ロコ』とか出てたね。もうメンバー見ただけで涙が出る映画だね!
[出演者] 志村喬/三船敏郎 [監督] 黒澤明 [発売日] 2007/12/07 [価格]¥3,990 (税込) [販売価格] ¥3,591 (税込) [割引額] ¥399 (10%OFF)
アメリカじゃないけど、まあアトランダムに。志村喬、三船敏郎。黒澤映画だね。昭和23年でしょう? 1948年、戦後間もない頃、三船が28歳の時。大正9年生まれ、森光子と一緒だからね。だからものすごくいい時なの、三船が。ギラギラしてね。黒澤明が若い頃、「カッコウワルツを聞いて、センチメンタルになった」って言ってたけど、たしかこの映画でもカッコウワルツが流れてたね。それからこの映画、世界のクロサワが唯一作詞した歌謡曲が出てくるね。三船が演じるヤクザがキャバレーに行くんだけど、そこで歌ってるのが時の大スター、ブギの女王・笠置シヅ子! 三船のヤクザがキャバレー行くわけよ。そしたらそこで笠置シヅ子が歌を歌ってるのよ。「♪ワーオ、ワオワオー、わったしは女豹だー」って。『ジャングル・ブギ』ね。その作詞が黒澤明なのよ! 余談になるけど唯一ね、長い歌謡曲の歴史で黒澤作詞っていうのは。
[出演者] 嵐寛寿郎 [監督] 大曾根辰夫 [原作] 大佛次郎 [発売日] 2007/05/25 [価格]¥3,990 (税込) [販売価格] ¥3,591 (税込) [割引額] ¥399 (10%OFF)
チャンバラ映画、もうエンターテイメントの原点ですからね。鞍馬天狗は1作目は昭和2年、1927年から。たしか寅さんの前の最高記録、全部で40何本作られたんじゃないかな? その中でも1951年の『角兵衛獅子』は特にトップにランクする大評判なのよ、仲間内では! 『角兵衛獅子』だけでシリーズ中に3〜4本作られてますからね、のべつリメイクですよ。51年といえば昭和26年、アラカン(嵐寛寿郎)が48歳の時。まあいい時だ。でもなんといっても杉作役の(美空)ひばりだね! 鞍馬天狗で杉作ったらさ、刺し身のツマじゃない? しかもアラカンて一枚看板の大スターじゃない? だけど、たしかこの作品では、ひばりと並んだはず。アラカンの鞍馬天狗人生でね、杉作と同格っていうのは初めてだったと思う。ひばりがアラカンを食ったって話もあるね。昭和26年。ひばりが22〜23年頃に出てきて、各映画会社が取りっこしてたね。
[出演者] ビング・クロスビー/ボブ・ホープ [監督] ハル・ウォーカー [発売日] 2005/10/19 [価格]¥500 (税込) [販売価格] ¥475 (税込) [割引額] ¥25 (5%OFF)
もう涙出る! 1952年。昭和27年。アタシの中ではね、アメリカ=ボブ・ホープね。あのユーモアとセンスと洒落。歌ってよし、踊ってよし。最高のジョークとユーモア。『珍道中』シリーズはね、ビング・クロスビーとドロシー・ラムーアとのトリオで8本くらいやったのかな。ビング・クロスビーは、あのシナトラが憧れた大スターね。1回映画出ると1年はスイスで遊んでるっていう、いい時代の大スター。ドロシー・ラムーアはディスイズアメリカ! グラマー女優のはしりですね。『バリ島珍道中』はシリーズ後期の作品で、何年ぶりかにやったのかな。しかもカラー。スジは忘れたけど、荒唐無稽で玉手箱みたいな映画よ。スジとは関係なしに、前年にオスカー獲ったハンフリー・ボガードや、映画王ハワード・ヒューズのコレだったジェーン・ラッセルって女優が出てきたりね。楽屋オチ、悪ノリ、オールスター。古き良きハリウッドがてんこ盛りですよ。
「冷たい熱帯魚」「恋の罪」 で日本映画監督賞を受賞した園子温監督の「冷たい熱帯魚」公開時のインタビュー。 [2011年3月4日掲載]
「大鹿村騒動記」の熱演で主演男優賞を受賞した故原田芳雄さん。このインタビューは「黄金花 秘すれば花、死すれば蝶」 [2011年1月17日掲載]